10回目の明治神宮野球場でのライブ
Googleカレンダーで検索したら、私も2014/08/30にしっかりと“参戦”していた記録が残っていました。そう、初回からしっかりと参加していたんです。古参アピールってやつですかね、これ。
こちらは公式ブログの記事。権利関係でしょうか、残念ながら写真が見られなくなっている。
ところが四回目からかな、チケットが取れなくなったのは。それまでは席の良し悪しは別にして、チケットの抽選に落選することなんてなかったんですが、乃木坂46の人気がグンと上がってチケット争奪戦が始まっちゃったのでした。
今年も春に行われた味の素スタジアムでのバースデーライブは見事に落選。二日間開催で十一万人を動員したそうですが、それでも外れちゃう。人気があるのはファンとしては喜ばしい訳ですが、チケットが取れないとなると気持ちは複雑。
でも、「真夏の全国ツアー @明治神宮野球場」ではなんとかチケットを確保することができたのでした。今年は四日間だし、取れたのは平日金曜日だし、春のバースデーライブよりは条件が良かったのでしょう。晴れて友人と参加してきました。
台風も避ける乃木坂46のライブ
日本の直ぐそばで発生し、列島を横断しながら各地に甚大な被害を出した2025年台風15号。東京にも大きな影響が出るとの予報もあり、実際に昼過ぎには大雨でした。ところが私が家を出る夕方には雨もやみ、ライブが始まる18時頃には夕焼けがきれいな景色に変わっていたのでした。前日はライブ中も降ったりやんだり状態でしたが、Day2は雨の心配が全くなし。多少風は残っていたものの、それもやがて収まり、ドローンによる演出も可能だったほど。
太古の昔、巫女は鬼術によって天候を操ったとか。時代が下って祈祷のための儀式は舞踊へと変化していったと言われますが、乃木坂46の彼女たちもそんな「太古の血」を引き継いでいるんじゃないでしょうか。彼女たちの美しさも相まって、手を合わせて拝みたくなりましたよ。
盛り上がりましたね。オタクのみなさんの声援・コールがものすごく、高揚感を煽られました。また、披露される曲に合わせてペンライトの色をみんなが自発的に変え、会場の景色が一瞬で変わるのもすごい。最近は無線操作のペンライトで運用側が(強制的に)色を変えるというのが主流のようですが、三万五千人が自ら操作するというこのアナログなやり方が逆に一体感を産んでいます。
私がお気に入りの「錆びたコンパス」、「僕がいる場所」、「Actually…」が聴けたので大満足。十回目の記念ということでしょうか、懐かしい曲も多くチョイスされていて、これまでの思い出に浸りつつ、今のメンバーによる新たなパフォーマンスを楽しめるという趣向になっていた気がします。アンコールも入れて三時間弱のライブでしたがまさにあっという間。最後は会場も一体になって「乃木坂の詩」を歌って大団円。大満足のライブでした。
平日にもかかわらず、ステージを見ることのできない(!)ステージバック席も満席だったんじゃないでしょうか。でも、わかります。たとえステージが見えなくても、この一体感を味わえるならば十分に満足できるでしょう。
我々の席は一塁側ダッグアウトのさらに上の方、27列目でした。メインステージは流石に肉眼では誰が誰だか見分けがつかないくらい。でも、手前のBステージ(?)ならばちゃんと一人ずつが認識できるくらいの距離。
そして極め付きはアンコールの際のトロッコ。メンバーがトロッコに乗って客席の中を巡ってくれるんですが、なんと27列目は「トロッコ2列目」だったのでした!眼の前で賀喜遥香さん、遠藤さくらさん、梅澤美波さん、久保史緒里さん、井上和さん、そして中西アルノさんを見てしまいました。もう、大興奮。女神たちの降臨ですよ。みんな輝いていました。下世話な表現ですが、これだけでチケット代の元が取れた。いや、倍払ってもいいくらい。
ただ、惜しむらくは中西アルノさんからのファンサービスがもらえなかったこと。「中西ゼッケン」を身に付け、メンバータオルも掲げたんですけどね。客席の上の方の声援に答えていた彼女。私の席は近すぎてしまったようです。うーん、残念。
今年デビューした六期生たちも大活躍
今年新たに加入してきた”新人”たちもそんなことを感じさせないくらい馴染んでいて、ファンを楽しませてくれました。歌もうまいし、ダンスも揃っているし、いわゆるファンサービス(会場のファンの声援に応えてリアクションしてくれること)もしっかりしていて、プロのアイドルをしていました。いやぁ、すごいものですね。元々、素質があり、才能がある人たちが選ばれたのだろうけど、数万人の観客を前に堂々としたものです。
大越ひなのさんのクシャッとした笑顔とスタイルの良さに目を惹かれ、長嶋凛桜(ながしまりお)さんの豊かな表情としなやかなダンスに魅了されてしまいました。もちろん、全員が女神のごとく輝いていたのですが。
私の“推し”は 中西アルノ さん
と言いつつ、私の推しは 中西アルノ さん。その可愛らしさももちろんですが、彼女の魅力はなんといってもその抜群の歌唱力と、人を惹き付ける歌声。乃木坂46では過去・現在を含め、ミュージカル俳優となった(なっている)メンバーも何人もいて、歌唱力の優れた人は多数。でも、中西アルノさんは声が良い。
デビュー時に新人(五期生)一人ずつが紹介されるイベント(視聴にはサブスクリプション契約が必要)で彼女が歌った尾崎豊の「I Love You」を聴いたとき、一瞬で惹き込まれてしまいました。
彼女の歌声はYouTubeの「First Take」でも聴くことができるので、ぜひ。
これからも乃木坂46を応援し続けます

今回も大満足のライブでした。いやぁ、楽しかった。会場全体が一体となるあの雰囲気はなんとも言えないものがありますね。
世代交代・新陳代謝を繰り返しながらも「乃木坂46」というブランドを守り続けている成果なのでしょう、今年の観客動員数もすごそう。人気は衰えるどころか、ますます上り坂。私もファンの一人としてこれからも応援し続けます。
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