CPAP療法用器具を借りる

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睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)も重症となると、強制的に呼吸をさせる機械を使用しないとだめだとの説明は前回、受けた。今日はその機械を受け取り、実際の使い方の説明を聞きに来たのだ。まずはいつも通りに山田先生の問診。ここで、前回もらっておいた器具使用に関する同意書を渡す。要は、保健診療として貸すので、月に一回は受診してもらわないと赤字になっちゃうから、ちゃんと来ます、という宣誓書だ。そのあと、しばらく外で待っていると、医療具メーカーの人(帝人ファーマ(株))が現れる。スーツを着た、美人の女の子だ。その子が、青いデイパック程度のかばんを持ってる。説明はマスクの取り付け方と日々のケア(マスクやホースの洗い方)程度だ。操作は単純で、圧力の上限下限をセットしてしまえば、あとはOn/Offのトグルスイッチを押すだけ。圧力セットはその場で彼女がしてくれたので、特にいじる必要はないようだ。元はオーストラリア製なので、240Vでも動作するらしい。つまり、そのまま海外でも使用可能だそうだ。保証はないけど・・・。マスクの部分が帝人による改良が施されていて、日本人の体型に合わせた形状にしてあり、抵抗感が少ないそうだ。そうそう、マスクは鼻をすっぽり覆う形になっていて、口はフリーだ。早速、試しに装着してみる。ヘッドギアのようなバンドで軽く留めて、スイッチ・オン。うむ、空気圧は絶えずかかっていて、この状態で息を鼻から吐き出さねばならない。マスクにはそのための穴も開いている。が、これは慣れないと苦しそうだ。一定間隔で圧力が上下するかと思っていたが、そんなやさしい設計にはなっていない。実際、夜中に苦しくて無意識に外してしまう人もいるとのこと。まあ、慣れるしかない。まいったのは、口を開くと空気が漏れること。鼻から空気を送り込んでいるんだから当たり前だが、これも厳しそうだ。口や喉が渇いてしょうがなくなる人もいるようで、その場合は口をテープでふさぐ処置がとられるらしい。次回の診察を2004-11-13にしたので、その際にそれまでの使用状況を説明し、指示を仰ぐことになる。

という訳で、今晩から治療開始だ。

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