一澤信三郎帆布店のサイクルバッグ 数十年ぶりに購入

スポンサーリンク
一澤信三郎帆布 サイクルバッグ 雑感
記事内にアフィリエイト広告が含まれています。

一澤信三郎帆布とは

一澤信三郎帆布をご存じでしょうか。京都東山にある帆布鞄の老舗です。創業は日露戦争が終結した1905年だそうです。今年で120年の歴史を持っている訳ですね。まあ、京都には信じられないくらい長い歴史を持つ老舗が一杯あるので、二十世紀にできた店などはまだまだなのかも知れませんが。。。。

帆布(はんぷ)とは、綿や麻などの天然素材を使い、丈夫で摩擦に強い「平織り」で織られた厚手の生地です。船の帆に由来する名前で、丈夫で耐久性が高いため、バッグ、靴、工具袋など現代でも様々な製品に利用されています。使い始めはゴワゴワしているんですが、使い込んでいくうちに柔らかみが出てきて、いい感じの風合いになるのが魅力です。その感覚は革製品と似たようなものでしょうか。

現在の商品ラインナップは手提げバッグ、ショルダーバッグ、リュック、ボストンバッグ、ポシェットなどなど。生成りの綿帆布もあれば、カラフルに染めた製品もあり、カラーバリエーションは豊富。その組み合わせで自分の個性も主張できるような商品たち。

全ての製品は職人さんたちが手作りで製作されているそうで、オンラインで注文できるものの、納品には少々(一ヶ月程度?)かかるとサイトには書かれています。

一澤信三郎帆布 サイクルバッグ

学生の時に一澤帆布店のサイクルバッグを購入した想い出

私は生まれも育ちも東京の下北沢(住所だと代沢)なんですが、学生時代は京都で過ごしました。当時はそれなりにスリムな体型でしたし、小さな京都の街には便利だということで、ちょっとお高めの自転車を購入して乗り回していました。ロードレーサーってタイプの奴。今だとロードバイクと呼ばれているのでしょうか。

で、さらにかっこつけるために一澤帆布店(先代の頃の屋号?)でサイクルバッグを購入したのでした。引越の際にどこかに行ってしまって今はもう手元にはないのですが、袋に背負い紐が付いただけのシンプルな無地の帆布製リュック。マチもない、本当にただの袋でした。通学や(自転車)散歩に、毎日使っていましたがとても丈夫で重宝しました。「一澤帆布製」のネームタグがお洒落でしたね。当時から知る人ぞ知るブランドで、京都生まれの友人が紹介してくれた店だったと思います。全く覚えていませんが、店まで出掛けていって購入したんでしょうね。値段はいくらくらいだったかなぁ。

ちなみに今は無地の綿帆布、柄を染めた帆布と麻帆布、昔ながらの職人用かばんそれぞれ向けに異なったネームタグを使用しているそうです。

一澤信三郎帆布 サイクルバッグ

新しくなった(?)サイクルバッグを購入

と、そんな想い出だけは今も忘れずにいて、またこの店が店名が変わってからも引き続き帆布製品を作り続けていることも知っていました。
そんなある日、FacebookだかInstagramだかで一澤信三郎帆布の名前を再発見。懐かしさもあって公式サイトも覗いてみて、今はこんなにカラフルな商品があるのかと思ったのでありました。とは言え、普段使いのカバンは色々持っているし、ましてやこの歳&この体系ではもう自転車にも乗っていないので“いい想い出”程度に見ているだけでした。

が、何でしょうね、公式サイトの製品紹介の中にサイクルバッグを見つけてしまったら急に物欲が湧いてきちゃいました。昔のものよりも構造はもっとしっかりしたものになっているし、カラーバリエーションも豊富。マチ幅もそれなりにあり、紐の取り付け方を変えればショルダーバッグやトートバッグのようにしても使えるとのこと。数十年の進化の賜物でしょう。
ということで製品番号R-02のサイクルバックをオンラインで注文してしまったのでした。色は赤。昔購入した奴は無地で生成りのものでしたが、私も趣味が変わったようです。

オンラインで注文するとすぐに払込票が郵送されてきました。それをコンビニで払い込み(郵便局でもOK)。すると間もなくして入金を確認した旨のメールが届き、これで注文は完了。商品は三週間くらいで届きました。それがこちら。
A4サイズのバインダーがちょうど収まるサイズ。10インチのタブレットやChromebookがしっかりと収まります。マチもあるのでその他にも色々と詰め込んでも大丈夫。まあ、肩紐がこんな感じなので、余り重たくなると肩が痛くなっちゃうでしょうが。

  • 一澤信三郎帆布 サイクルバッグ
  • 一澤信三郎帆布 サイクルバッグ

昔の製品はどういう造りになっていたか覚えていませんが、こちらは見ての通りに紐の長さを調節したり、付け替えて肩掛けにしたりできるようになっています。まあ、付け替えはそれなりに面倒なので、ずっとリュックとして使いますけどね。
マチが8cmなので牛乳パック(底面は7cm x 7cm)がちょうど入ります。コンビニで買い物をする際のエコバッグにもこれならば使えるでしょう。弁当はヨコになっちゃいそうだけど。。。

  • 一澤信三郎帆布 サイクルバッグ
  • 一澤信三郎帆布 サイクルバッグ

“懐かしい”という理由で購入したのですが、使い勝手は思った以上に良くて、出掛ける時にはいつも使うようになりました。14インチのChromebook Plusは入らないので、必要ならば別に鞄を手に持つ形になりますが、それ以外のKindleやら手帳、ペンケース、DC電源&ケーブルなどなど、このサイクルバッグに詰め込んで歩き回っています。

いつになるか分からないけど、次に京都を訪れる機会があれば、一澤信三郎帆布の店舗にも寄ってみたいな。鞄はもう要らないかも知れないけど、ペンケースやポーチはちょっと魅力的。その日が楽しみです。

コメント

  1. JUNKO より:

    お洒落ですね。私も欲しいです。此方では手に入りません。