今年は何とか開催されたブックフェスティバル
多くの出版社が参加し、ワゴンセールをする神保町ブックフェスティバル。毎年楽しみにしているイベントです。出版社による直販なので、普通に購入するよりも三割から半額で購入できるんです。古本ではなく、新刊本(デッドストックも多いようですが。。。)がこの割引きで買えるというお得感と、普段は手に取ることがないだろう出版社の本と出会えるかもしれないというわくわく感があるんです。
毎年、この時期の土日に開かれるのですが、昨年(2025年)は二日とも雨で中止。何せ、本をワゴンに並べて路上で販売する訳ですから、雨は大敵なのです。
今年(2026年)も土曜日は雨になってしまいましたが、日曜日の午前中は雨も止み、ちゃんと開催されたのでした。良かった良かった。
イベント(販売)は十時から始まるんですが、私も張り切って十分前には現地に到着。ところが、もうその時には大勢の人ですずらん通り(ブックフェスティバルのワゴンセールが行われる通り)は溢れていました。みんな考えることは同じ、二年ぶりの開催で、この日も午後から雨の予報だったので「今しかない!」と押しかけたのでしょう。
ワゴン販売はどこも大盛況
神田すずらん通り商店街振興組合のサイトにワゴン販売の地図があります。こんな感じで約200台のワゴンが並んでいるとのこと。中には近所の食べ物屋さんが屋台を出していたり、お土産物を売っていたりしますが、ほとんどは出版社のワゴン。
見ての通り、どのワゴンの前にも人だかりができ、身動きがとれないほどでした。割り込みはいけませんが、ちょっと強気で入っていかないといけない状態。超人気の出版社では“待機列”を作って入場(?)整理されていました。

岩波書店や早川書房などの有名出版社から、地方で頑張っている出版社(かもがわ出版や西日本出版社など)、大学の出版部(玉川大学出版部、東海大学出版部、東京大学出版会など)、さらにはかなりエッジの効いた出版社まで、出展は多種多様。
読んでみようと思ったけどちょっと高いかなと思っていた専門書を見つけることもあれば、初めて見たけどこれは面白そう!と思えた本に出会うこともあり、人混みに揉まれながらも一軒ずつ見ていく価値はあります。
台風による南風のせいか、気温は低かったものの湿度は高く、一回りしたら汗だくになってしまいました。まあ、心地よい疲労感ですけどね。
今年の戦利品
事前に狙った本は特になかったので、その場で見て面白そうと思ったものだけをチェック。結局、今年はこの一冊だけ購入しました。それが八坂書房から刊行された「西洋本草書の世界 ディオスコリデスからルネサンスへ」です。定価3,850円(税込)のところ、1,900円で購入。
東洋で「本草学」というと、漢方薬の材料となる草木を中心に、植物・動物・鉱物を分類・研究する学問。西洋(主にヨーロッパ)の場合はどんな感じなのか、実はよく知りません。アリストテレスも植物学の始まりと言えるような分類をしていたようですが、薬になるかどうかという実利的なものとして考えていたのか、自然を理解するための対象と見ていたのか、その歴史を追うことはなかなか面白そうです。
といったようなことをツラツラ思い浮かべながら購入を決定したのでした。他にも面白そうなのがあったのですが、残念ながらこの出版社のワゴンでは現金決済のみ(他のワゴンではクレジットカードや電子マネー、QRコード払いができるところも多数)だったのでこの一冊のみをゲット。
疲れていたけど、周りのカフェはどこも満席。九段下まで来て俎橋そばのスタバでしばし休憩。とりあえず数ページだけ読みました。うむ、面白そう。と言いながら、とりあえずは「積ん読リスト」に登録。さて、続きはいつ読むことになるかな。
私は午前中で引き上げましたが、午後には雨も降ってきたみたいで、ワゴン販売は早じまいしちゃったのかな。来年は天気に恵まれることを期待したい。



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