スタバで使ってみた
2020/11/25に情報解禁されました、ASUS社のZenBook 13 UX325EAを一足お先に試用させていただく機会を得ましたので、実際に触って、いじってみた感想を報告します。
今回は、カフェに持ち出して使ってみての感想です。スペックなどの基本的な話は前回のレポート記事を参照願います。
事前の設定について
使い始める前に二点だけ、設定を変えています。
一つ目は画面サイズ。正確には、画面の表示倍率です。画面の、ウインドウがない背景だけの場所でマウスを右クリックするとポップアップメニューが出てきますが、そこの「ディスプレイ設定」を選んでください。
このメニューでの変更点は「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」です。なぜか初期設定ではこの値が150%になっていて、それが”推奨”とされています。でも、実際に使うにはこれでは表示画面が小さすぎ(テキストやアプリがでかすぎ)。なので、これを100%に変更しました。
下記のスクリーンキャプチャーの通り、同じ設定ウインドウを表示しているのに、150%だと画面が埋まってしまっているのがわかるでしょう。さすがにこれではね。
二点目は顔認証の設定です。ASUS ZenBook 13 UX325EAのカメラではWindows Helloが使えるので、顔認証可能です。これをやっておくと後述の通り、素早い起動が可能になります。
設定から「アカウント」→「サインイン」と進んで、「Windows Hello顔認証」で設定してください。これによって、OSを立ち上げた後、ログイン画面に進むと自動的にディスプレイ上端にあるWebカメラで顔認識をしてくれます。
これは良い! 余裕でマルチタスクをこなすパワー
ということで、さっそく使い始めてみました。
まずは立ち上げ。上述の通り、起動がとにかく速い。これまではChromebookの絶対的優位点だと思っていた「Windowsの起動の遅さ」が解消され、Chromebookと同等、いやそれ以上かもしれない。これはすごい。Intelの11th Gen CPUのお陰なのでしょうが、これだけでも買いでしょう。
実際に起動してみたところを動画にしたので見てみてください。ただ、正確にはこのあとに、いわゆる”常駐ソフト”が起動されていくので、安定した動作に移るまでにはもうちょっと(常駐ソフトの数などに依る)時間がかかります。
いやぁ、とにかくPowerful!。YouTube MusicやSlackを動かしつつ、たくさんのタグを開いたChrome Webブラウザをそのままにした状態でも、Powerpointでの作業に全く影響はない。サクサクと動いてストレスフリー。実際、タスクマネージャーでCPU負荷を見ても10%にも達していない。通常の仕事をするならば充分すぎ。
写真がいっぱい詰まっているGoogle フォトの画面も、するするとスクロールできちゃいます。
テレワークや在宅勤務ですっかり必須のツールとなった感のあるZoomも試してみました。こちらも余裕ですね。CPU負荷はほとんど気になりません。また、画面表示もとてもきれいなので、気分良くネットミーティングができるでしょう。
もちろん、ネットワーク環境が整った場所じゃないと、そちらの影響を受けてしまいますが。回線の太い有線が使えるならば、付属のUSBイーサーネットアダプターで接続すれば、より安定させられるでしょう。
3D CADを使ったり、構造解析などのシミュレーションをしたりする特殊な用途でなければ、普通に使う分には有り余るパワーって感じです。Intelの11th CPU、さすがです。
とは言え、改善希望することも : 個人的感想ですが
と、ここまでは宣伝文句通り、いやそれ以上の働きを見せてくれたのですが、改善を希望する点もありました。
一つ目はサウンド。流行りの(?)Harman Kardonシステム搭載を謳っていますが、残念ながら音楽を聴くには厳しかった。ネットミーティングなどで音声を聞く分にはいいのですが、低音がほとんど響かない感じで、在宅勤務のお供にBGMというには厳しかった。
もちろん、イヤホンをつければかなりいい音で聴けるので、おすすめです。
あと、これは個人的な問題かもしれませんが、私には「エッジ to エッジキーボード」は合わなかった。このように、右端に一列、特殊キーが並んだ配列になっています。タッチタイピングするには、かなりの慣れが必要そう。BackspaceキーのつもりでHomeキーを何度も叩いてしまった。かなりイライラする。実際に、前回のブログの記事をこのASUS ZenBook 13 UX325EAを使って書いたのですが、その間に四、五回はミスタイプしてしまいました。
また、「エッジ to エッジキーボード」のせいで、このディスプレイやタッチパッドの中心線から、キーボードのホームポジション(の中心)がずれているのも気持ちが悪い。キーボードを見ると、”F”、”J”のキーに突起がついているのがわかります。タッチタイプ(ブライドタイプ)する際にはここに左右の人差し指を置いて、それをホームポジションとして指を動かしていきます。「エッジ to エッジキーボード」があると、ディスプレイを基準にぱっと指を置いた時にホームポジションを外してしまい、”F”、”J”の突起を探すことになるんです。中心がずれているのでこうなっちゃう。
「エッジ to エッジキーボード」がない機種と比べると、よくわかると思います。
もちろん、右側に「テンキー」が揃っているノートパソコンもあるわけで、その時はホームポジションがかなり左にずれます。ただ、”かなり”ずれるので最初から諦めて目で追うのでまだ間違いが少ない。一列だけってのが・・・。
ASUSさんでは他の機種でもこの「エッジ to エッジキーボード」を採用しているので、それなりに需要があるんでしょうけど、うむ、何とかならないものでしょうか。「エッジ to エッジキーボード」なしのキーボード配列も選べるようにしてほしいな。
使って観た感想のまとめ
繰り返しになりますが、仕事に遊びに、余裕を持って使える一台です。CPUがパワフルで、どんな作業でもストレスフリーでサクサク出来ちゃうのが頼もしい。13インチで持ち運びにも適したサイズですし、出張に旅行に活躍してくれるでしょう。
ただ、個人的にはキーボードの配列だけはちょっと。これで普通の並びだったら言うことなしです。まあ、そんなにタッチタイプでガンガンに使うぞって人でなければ、それほど気にならないかも知れませんが。
ということで、結論としては
キーボードの配列を気にしないのであれば、テレワークにおすすめの一台です。
ここから買えます
公式オンラインストアから購入できます。下記バナーをクリックしてくださいな。
ちなみにZenBook Flip, ZenBook Sの新機種も同時発売されています。
今ならば、12/14までの限定キャンペーンで、あんしん保証プレミアム3年パックが付いてくるそうです。
ASUSのあんしん保証がすごい
公式オンラインストアから購入するメリットの一つが「ASUS あんしん保証」。対象製品に対して
- 加入料 0円
- 故障原因一切不問(!)
- 部品代20%
- 有効期限 一年間
- 利用回数 一回
- 送料、検証費、作業費、部品代80%はASUS負担
という保証が付くサービスです。有料ですが、三年または五年に延長も可能。
何がすごいかって、「故障原因一切不問」と言う点。落下、水没はもちろん、落雷やウィルス感染でもOKだそうです。大きい声では言えませんが(?)、“改造に失敗”でも大丈夫らしいです。
モバイルデバイスですから、どうしても落下などの事故の危険性はある程度あるでしょう。一考に値するポイントだと思います。
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