RAVPowerのGaN充電器 RP-PC133 でPCとスマホを同時充電

RAVPower 65W 2-Port WallCharger RP-PC133とは

スマートフォンはだんだんと電池容量が大きくなってきて、充電器も昔のものだと非力（W数が小さすぎ）で「低速充電になります」なんて警告が出ちゃうようになりました。
一方でノートパソコンは省電力化が進み、65Wや45Wで動作する（充電できる）ものが主流になってきました。
となってくると、充電器もスマートフォンとパソコンとで“共有”できるようになってきたのでありました。そんなどっちにも使える新型充電器の特徴は“GaN（窒化ガリウム）”という新素材を使っていること。この素材、優れた充電効率を持ちながら、出力量が多くても発熱を抑えられるので、充電器の小型化が可能になったのでした。

その流れに乗って（？）、充電器・モバイルバッテリーメーカーのRAVPower（本社は米国）が発売したのがこのRP-PC133です。
以下、公式サイトの情報から抜粋。

サイズは55 x 55 x 31. 5 mm。重さは約120 g。USB Type-AとUSB Type-Cの二つの出力ポートを持っていて、最大65Wの出力が可能。入力はAC 100-240V, 50/60Hz 1.5Aと、ワールドワイド仕様。カラーバリエーションは白と黒の二種類。

一番の特徴は、出力ポートが二つあるので、45Wのノートパソコンに給電しながら、同時にスマートフォンが急速充電できてしまうというところ。それがこのサイズというのがミソです。
外出する時に、ノートパソコン用とスマートフォン用の二つの充電器を持ち歩かなくて済む訳です。

と言うことで、私もAmazonでポチッと購入してしまいました。外出自粛・自主休業の今はできないけど、スタバで作業なんて時には威力を発揮するはずです。

外観チェック

見た目をチェック。外箱はこんな感じでミニマムサイズ。中身は本体と取扱説明書だけでした。

なるほど、ちゃんとRoHSにも対応している訳ですね。RoHSとは、欧州で定められた環境基準で、ごく簡単に言うと、「その製品に有害物質（鉛や水銀など）が材料に使われていないこと」を示すマークです。

「65（W）」対応を誇らしげに示しているのでしょう。ボディーにしっかりと刻印がされています。

電源プラグは折り畳み式。

出力ポート。Type-AはQC3.0対応、Type-CはPD3.0対応です。QCは高速充電、PDはUSBの給電の規格です。通常のUSBケーブルだと3Aまでしか流せないそうなので、急速充電やパソコンで使う場合にはPD対応のケーブル（5AまでOK）を使いましょう。

ASUSのChromebookで使ってみた

さて、試しに使ってみました。私の持っているノートパソコンはASUS Chromebook Flip C434TA（「Chromebookでブログを始めてみよう | Chromebookデビューしてみませんか」を参照願います）です。45Wで動作。給電はUSB Type-Cから。この機種ならば全く問題なく使用できました。充電器側も変に熱くなったりせず、心配なく働いてくれたのでした。

ちなみに、このChromebookの純正ACアダプターと比較してみると、純正品の方が小さいですね。まあ、45W用ですからこんなものでしょう。と言っても、RP-PC133はポートが二つで、同時にスマートフォンも充電できてしまうのですから、メリットは充分にアリです。

Amazoで購入し、ユーザー＆製品登録すると保証期間が一年延長

RAVPower社の製品、他にも持っています。この会社の良いところは保証がちゃんと付いているところ。電源や電池関連の製品って、チャチな奴だと発煙・発火が怖いですから。その点、保証をちゃんとしていると言うことは、それだけ品質に自信があると言うこと。そうでないと、返品やら交換などの保証のためのコストで商売が成り立たなくなるはずですから。

RP-PC133の場合、通常だと保証期間は18ヶ月ですが、Amazonで購入した場合は製品登録をするとさらに12ヶ月延長されます。登録サイトでAmazonの注文番号を入力すればOKです。サイトも日本語に対応しているので戸惑うことはないでしょう。私もAmazonで購入したので、製品登録しました。

と言うことで、RP-PC133を購入するならばAmazonがおすすめです。
さて、こいつがスタバやタリーズで活躍するのはいつになるのかな。。。