今年も救世軍の社会鍋に寄付

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救世軍 社会鍋 思ったこと
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救世軍の社会鍋って知ってます?

暮れになると駅前で行われる街頭募金の「社会鍋」。生活困窮者に食事を提供する目的から始まった、寄付を集めるための活動です。で、それを行っているのがキリスト教団体の一つである「救世軍」。
救世軍は十九世紀のイギリスで生まれた団体。創始者のウイリアム・ブースが特に社会福祉の実践を強調し、そのためには軍隊式の組織が良いと言うことでこの名前になったそうです。信徒は「兵士」と呼ばれ、牧師さんは「士官」で、階級も大佐だの中将だのとなっています。

日本には明治の中頃から“支部”が作られ、山室軍平と言う人が中心になって活動を活発化させ、戦争で弾圧を受けるようになるまでは政府とも繋がりを持って社会福祉を進めてきた歴史があります。遊郭の女性たちを助ける「廃娼運動」でも有名になり、映画「吉原炎上」では根津甚八が救世軍兵士の役を演じていましたね。

さて、今でも行われている「社会鍋」の活動。新宿に買い物に行ったら今年もやっていたので寄付してきました。写真もOKと言ってくれたのでパシャリ。
その時にもらったのが、救世軍の機関誌である「ときのこえ」です。活動報告やら信仰を説くパンフレットです。

救世軍 ときのこえ

救世軍と私

最近、日本の救世軍の中心人物であった山室軍平の伝記を読みました。別ブログで紹介しているので見てみてください。

その紹介文でも書いたのですが、私の曾祖父・曾祖母、祖母は救世軍の兵士でした。特に曾祖父は上記の本に名前が出てくるほどの人。私も子供の頃、祖母に連れられて救世軍の教会に行ったことが何度もあったんです。とは言え、私自身はキリスト教徒でもないし、神も仏も全く必要としていない、信じていないのですが。

最近は宗教に関して議論が色々と起こっていますが、私にとっての救世軍は「慈善団体」という印象が強いんです。古着を集めてバザーを開いたり、病院を運営したりしている団体。そして、祖母の想い出も合わさって、毎年、社会鍋には寄付をしているのでした。祖母供養の意味合いが強いのかな、きっと。

キリスト教的には、不信心な者は地獄行きか、良くて煉獄らしいです。さてさて、最後の審判の日には社会鍋に貢献したことを多少なりとも汲み取ってもらえるかも知れない?!

コメント

  1. 中野 潤子 より:

    立派な行いをなさるのですね。感心します。おせちを作っている間に1日が暮れました。この1年色々な情報をありがとうございました。

    • bunjin より:

      日頃、社会貢献なんて何もしてないので、偉そうに言うほどではないですけどね。おばあちゃん子だったんで、その供養という個人的な感情が強いんですよ。

      こちらこそ、来年もボチボチお付き合いくださいませ。