HPさんからこの機種を借用・試用してこの記事を書いています。
HP Elite Mini 800 G9とは
前回、HP Dragonfly G4を借用した記事を載せましたが、今度はちょっと毛色の違う機種を試用することができたのでレポートします。なお、HP Dragonfly G4の記事は下記の通り。
コスパ(コストパフォーマンス)、タイパ(タイムパフォーマンス)までは知っていましたが、さらにスペパ(スペースパフォーマンス)なんて言葉も流行っているのだとか。私の時代は「省スペース」って言っていたんですが、まあ表現を揃えるのも悪くないでしょう。
で、今回借用したHP Elite Mini 800 G9はまさにスペパのための機種です。手のひらサイズで、ディスプレイの裏側に貼り付けて設置できちゃうほどのサイズ感。それでいて性能は充分だし、接続端子は各種組み込まれているというもの。オフィスの省スペース化にも効果的だし、在宅勤務のスペパ向上にも貢献してくれるでしょう。
実際、この機種ではないんですが、娘が一人暮らしを始める時に買ってあげたのがこのタイプのPCでした。
CTO形式で販売していて、CPUやらメモリーやら色々と選べます。なのでスペック表にはまとめにくく。。。とりあえず、今回借用した機種のスペックを載せておきます。
超小型ながらCPUは13th Gen Intel Core-i7で、メモリーも16GB積んでいます。個人でもOKですが、基本的には法人向けということでOSもWindows 11 Proが載っていました。
外観チェック&セッティング
自立用のスタンドも付属してました。こんな感じで立てて設置できます。外付けのハードディスクドライブと同じくらいの大きさかな。厚みはずいぶんと違って、こちらはかなり薄いけど。
I/F類はかなり充実してます。こちらが表面なのかな
写真左側からUSB Type-C 3.2 Gen 2、USB Type-A 3.2 Gen2 x2、オーディオコンボジャック、電源ボタン。
裏面左側からDisplayPort ×2、HDMI、USB Type-A 3.2 Gen2 ×2、USB Type-C(ディスプレイ用ポート:オプションでVGA, HDMIを選択可能)、USB Type-A 3.2 Gen2、ネットワークポート(RJ45)、電源コネクタ。あと、セキュリティロックケーブル用スロットもあります。
付属のキーボード。テンキーも付いていて、取りあえず使うには充分。
ちょっと打鍵感は軽いかな。それに、折角省スペースを標榜するならばHHKBの方がいいかも。
付属のシンプルなマウス。
キーボードにマウスも同梱されているので、あとはディスプレイがあればすぐに使い始められるようになってます。
ACアダプター。90Wなのでそれなりの存在感があります。ケーブルが長いので引き回しは楽。
キーボード、マウスをUSB Type-Aで、ディスプレイをUSB Type-Cで接続し、LANケーブルを挿して、さらに電源コネクタも挿した状態。
そうそう。私が試用した機種は無線LANに対応していないので、外付けアクセスポイントをUSB端子に挿すなどの必要があります。私も、品物が届いてから気が付いて、慌ててしまってあったLANケーブルを引っ張り出しました。会社のオフィスでも最近はLANケーブルを引き回していないところがあるから、無線LANにはデフォルトで対応していて欲しいかな。
なお、無線LAN対応モデルもあるそうなので、この点は購入時に確認が必要でしょう。
色々使ってみた
Geekbench 6 – Cross-Platform Benchmarkってやつで調べてみました。
- シングルコア スコア : 2460
- マルチコア スコア : 12020
とのこと。
私が普段使っているデスクトップパソコンは五年は使っていますが、マルチスコアは9,000程度です。あらら、負けた。
と言っても、使用感としてどの程度なのかやっぱりよくわからないので、色々と動かしてみました。Microsoft365をインストールし、Word, PowerPoint, Excelを起動させています。あと、Chromeも裏で立ち上げっぱなし。そんな状態ですが、タスクマネージャーで見てみると、メモリーはかなり使っているものの、CPUはまだまだ余裕がある状態です。見かけの小ささに騙されちゃいけません。
あと、これくらいだとファンもほとんど回らないので無音に近い感じでした。
これくらいパワフルですから、仮想デスクトップを開いての作業も問題なし。元々、ディスプレイ出力端子が複数付いていてマルチ画面での使用も想定されていたでしょうから、仮想デスクトップもサクサク切り替えて作業をすることができました。
オフィスツールを使っているのとは別のディスプレイではSlackやNotionを使っていました。
仕事のシーンとしてはありそうですよね。Slackを常時動かしながら、オフィスツールで資料を作成する。そんな使い方でストレスなくできるということ。
仕事に使うか分からないけど、PhotoScape Xというフリー版もある写真編集アプリも試しに使ってみました。グラフィックスはIntel UHD Graphics 730/770とのこと。この程度の画像処理ならば問題なく使えます。
YouTubeでの動画再生もOK。プライベートで動画観賞するにもちゃんと応えてくれそうです。出力できる最大解像度は4096×2160@60Hzとのことなので、それなりのディスプレイを用意すれば映画鑑賞も楽しめるでしょう。
HPさんは特にセキュリティに力を入れているのが特徴であり「ウリ」となっています。この機種も基本は法人向けだから「BIOSファームウェアをマルウェアや破損から保護する」とか「OSの重要なプロセスや設定を監視し、問題がある場合には回復する機能」などが提供されています。
こちらは無料でプリインストールされているツール「HP Wolf Security」。企業向けには有料のPro版もあるそうです。
小型筐体で一番削られそうなのがストレージ。と言っても、昔はHDDしかなかったから物理的に押し込めなかったけど、最近はSSDですからお金さえかければ大容量にもできます。
試用した機種は一番小さい256GBのモデルでしたが、1TBまで選べるようです。まあ、最近はクラウドストレージサービス(Google Drive、OneDrive、Dropboxなど)を使えば手元に大きなストレージは要らないですけどね。
感想
ラップトップPCばかり試用してきましたが、久しぶりにデスクトップPCをいじりました。といっても、これだけ小型だと持ち運びもできそう。
オフィスでもそうですが、在宅勤務だと「スペパ(スペースパフォーマンス)」は非常に重要。もちろんプライベートユースでも同じこと。本体が小さい分、ディスプレイを二台、三台と繋げれば作業効率がかなり上がるでしょう。
敢えて改善点を要望するとしたら、本体ではなくてACアダプター。本体がこれだけ小さい分、ACアダプターの大きさが目立ってしまいます。是非とも小型化を進めて欲しいなと思います。
結論として、ゲームや動画編集をやらないのであればおすすめの一台だと思います。特に「スペパ」重視の人には刺さるんじゃないでしょうか。
ここから買えます
公式オンラインショップ
HP Elite Mini 800 G9のページ
こちらからどうぞ。
後継機種が既に発売されているようです。そのお蔭で現行機種はかなり値引きされているみたい。チャンスですね。
コメント
木村伊兵衛展見てきまいた。改めてとても感動しました。