OPPO(オウガ・ジャパン株式会社)さんから本機を借用&試用する機会を得ましたので、レポートします。
OPPO Pad Airとは
一時期、スマートフォンの大型化に伴って「タブレットはなくなる」と囁かれていたことがあったように記憶しています。が、世の中の流れはわからないもの。スマートフォンは逆にコンパクトサイズが流行りだしています。大型になりすぎた機種は折り畳み式に進化していますが、その分、値段はかなり高額になってしまっています。それだからなのかはわかりませんが、相対的に安価なタブレットがまた見直されているようです。
そんな潮流があるのか否か不明ですが、OPPOから発売された10インチサイズのAndroidタブレットがOPPO Pad Airです。スマートフォンに比べると画面は大きく、折り畳み式のものに対しては半額以下の値段。バッテリーも大容量で使い倒していても安心ですし、実際に使ってみてCPUの性能も充分、さらにはスピーカーが意外とよくて、動画を観たり音楽を聴くにもグッドでした。
公式サイトによるとスペックは以下の通り。値段を先に言ってしまうと、税込みで¥39,800なり。コストパフォーマンスが非常に高いと言えましょう。
カラー | ナイトグレー |
サイズ・重さ | 約245.1mm×154.8mm×6.9mm、約440g |
電池容量 | 7100mAh |
バッテリー充電時間 | 約190分(18W対応充電アダプター使用時) |
急速充電 | Qualcomm®Quick Charge™2.0(18W) USB Power Delivery2.0(18W) |
OS | ColorOS 12 (based on Android™12) ※FOTAでAndroid™13、ColorOS 13にアップデート可能 |
CPU | Qualcomm®Snapdragon™680オクタコア CPU:2.4GHz×4+1.9GHz×4 |
内蔵メモリ | RAM 4GB / ROM 128GB |
外部メモリ | microSDXC™ 最大512GB |
ディスプレイ | サイズ:約10.3インチ / IPS液晶 / 2,000×1,200 |
サウンドシステム | クアッドステレオスピーカー(Dolby Atmos®対応) |
アウトカメラ | 約800万画素 (F値2.0) |
インカメラ | 約500万画素 (F値2.2) |
無線通信方法 | Wi-Fi®: IEEE 802.11a/b/g/n/ac テザリング対応 |
Bluetooth® | Ver.5.1 |
USBポート | USB Type-C™/ USB2.0対応 / OTG対応 |
センサー | 地磁気センサー / 光センサー / 加速度センサー /ジャイロセンサー |
生体認証 | 顔認証 |
付属品 | SDカード取出し用ピン×1 / クイックガイド×1 /安全ガイド×1 |
まずは見た目をチェック
背面はこんな感じ。上部のしましま模様は「砂丘」をイメージしたのだとか。なんで砂丘?という疑問はありますが、触って方向がすぐに分かるのが実用性という意味では良いかな。
上端の、レンズのそばに音量ボタンが配置されています。シーソー型ではなく、Up/Downが独立しているのが特徴でしょうか。
右側面の中央にUSB Type-Cの端子があります。充電もこれで。
左側面には上方に電源ボタンが配置されています。
上端右側にはスロットが。あれ?SIMカードが入れられるのかな?と思いきや、、、。
SDカード用でした。残念ながらSIMは入れられません。LTE対応だと便利ではあるんでしょうが、まあスマートフォンのテザリングを使えばいいから問題はなし。
でも、もしLTE対応するならばeSIMの方が便利かな。
いろいろと使ってみた
早速、外に持ち出し、カフェで使ってみました。OPPO Pad Airには専用キーボードなどは用意されていないのですが、その分、自前の好きなキーボードが使えると思えばこれもいいかな、と。大昔に買ったMicrosoftの折りたたみ式ポータブルキーボードを久しぶりに使ってみました。スタンドも使えばパソコンのようにも使えました。
Androidの画面分割機能ってなんとなく使い道が分からずにいたんですが、こんな風に計算機を表示させてちょこちょこっと計算するなんてのはありそうなシチュエーションだと思ったのでした。10インチあれば半分の画面でも大きさ的に問題はなく、しっかり動いていたのでいいかも知れないと再認識したのでした。
画面分割ではなく、こんな風にポップアップさせて使うこともできるのでした。これ、スマートフォンでもやっているんで、こっちの方がお馴染みかな。
写真撮影時のライティングに失敗。実際はもっと見やすいですよ。Kindleアプリでの読書にもグッド。
「ブルーライトが目に悪い」なんてのは嘘だという話もありますが、どうなんでしょうね。OPPO Pad Airでもアイコンフォート(目に優しい)モードが設定できるんですが、私には必要なさそう。
ここからは、色々なアプリを使ってみましたよと言うのが続きます。
まずはメモアプリでお馴染みのGoogle Keep。もちろんタッチパネルですから手書きもいけます。反応もまずまず。
スマートフォン用の写真加工用アプリのAdobe Photoshop Expressで写真の色調を変え、ステッカーを貼ってみました。
次はMindomo。Mindmap系ツールもこのくらいの画面の大きさがあれば使い易い。スマートフォンでももちろんこのアプリは動くんですが、部分的に表示してちょこちょこ編集するくらいしかできない。でも、タブレットだと全体を眺めながら編集できるんで、Mindmapの本来の良さが活きてきそう。
当然ですが、ZoomやTeamsなどもいい感じ。
タブレットのアウトカメラってほとんど使わないんですが、使い道としては書類の読み取りなどですかね。ということで試してみました。普通にカメラとして写してもいいですし、テキストスキャニングモードを使えば文字の書いてある部分だけ取り込めます。
と言いつつ、下の例では上の方が切れちゃってますが。。。
感想
動画を観たり、写真編集するにはスマートフォンでは画面が小さくて窮屈だなと感じているんで、私はタブレット愛用者です。先日、買い換えの時にケチって8インチサイズの奴にしたんですが、やっぱり10インチが良かったなぁと後悔。上記のように何をやるにもこのサイズがいいなと感じたのでした。
あと、思った以上に音がいい。カフェではイヤホンを使うしかないですが、自宅ではスピーカーから音を流してNetflixやhuluの動画を観てました。Dolby Atmos対応のクアッドステレオスピーカーとのことですが、かなりいい感じ。台詞も聞き取りやすいし、BGMもちゃんと響いている。外付けスピーカーの必要なしでした。
あと、欲を言えば防水対応だったらベスト。入浴中に動画を観たり、音楽を聴いたりするのに使えればいいですけどね。まあ、この価格だとさすがに厳しいかな。
ここから買えます
OPPOの公式オンラインショップから購入できます。下記ボタンを押した先からどうぞ。
コメント
また新しいものが出たのですね。やっとスマートフォンを使えるようになったのですが、最大の難点は小さすぎて入力できないということです。音声入力が出来るものはいいですがアドレスなどできません。持ち歩けて軽く、希望がかなうものがあったらうれしいです。まだ利用する気でいます。
さすがにポケットには入りませんが、カバンに入れて持ち歩いてもそれほど苦にはならない重さかなとは思います。