結局、スマホ料金はどこが安いのか 図を描いて比べてみた

私はドコモと楽天モバイルのユーザーです

最初に書いておきますと、私はスマートフォン用として、ドコモと楽天モバイルの回線を使っています。
各社が新料金プランを出してきたところで、家族の分も含めてそろそろ乗り換えして“料金の最適化”をしたいなと思っているところです。契約している楽天モバイルの無料期間もぼちぼち終わりですし。

ということで、各社のプランを比較してみました。私が調べた範囲なので、見落とし・間違いもあるかも知れませんが、その点はご容赦を。（責任は取れません）

各社出揃った（まだ途中？）新料金プラン

ドコモが新ブランドに限りなく近いようなahamoを発表して以来、au(KDDI)はpovoを、そしてソフトバンクはLINEMOを発表。「20GBまで2,480円！（税込：2,728円）」などと、ニュースで取り上げられている。
でも、よく見るとそんなに単純ではなかった。例によって、追加料金や各種オプションという条件が色々と付いていたのだ。

例えば、通話かけ放題を見ても下記のようになっています。

	5分までのかけ放題	完全かけ放題
ドコモ ahamo	無料	1,100円
au povo	550円	1,650円
ソフトバンク LINEMO	550円	1,100円
楽天 UN-LIMIT VI	無料 （専用アプリ利用の場合）	無料 （専用アプリ利用の場合）

ちなみに、サブブランドの追加料金を見ると、最初の区切り時間が異なっていて、下記のようになっています。

	10分までのかけ放題	完全かけ放題
UQ mobile	770円	1,870円
Y!mobile	770円	1,870円

あと、申し込み手続きの際に実際の店舗でサポートしてくれるかどうかもポイントかも知れません。ドコモのahamoは「ネットでしか手続きを受け付けない」（だからその分、安いんだ）という姿勢のようです。「自分でできるよ」って人には問題ない（むしろ、そう言う人向けなのかな）かも知れません。
一方で楽天モバイルは元々がRakuten UN-LIMIT VIの一つしかプランもありませんし、当然、店舗でも取り扱っています。
このようなサービスレベルの違いも考えた方がいいでしょう。

比較のためのグラフを描いてみた

データ通信に関してはもっと複雑で、「20GBまで2,480円！（税込：2,728円）」の一言では表せません。
図式してみました。取りあえず、データ通信量のみで比較しています。実際はこの他に、LINEMOはLINEの通信分が無料、などの条件が付くのですが。済みませんが、図内の金額は税抜き価格です。

まあ、そのようなことを考慮しても、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIの頑張りが見えますかね。使用量が1 GB未満だったら無料だし、3GBまで使っても他社よりも安い。あと、他社は20GB, 25GBを越えると通信速度がガクンと落ちてしまいますが、Rakuten UN-LIMIT VIだと無制限。

じゃあ、楽天モバイル一択なのか？

それがちょっと悩ましいところ。都会に住んでいる人ならばその通りでしょう。Rakuten UN-LIMIT VIで問題ない。
ただ、頑張ってはいるものの、楽天モバイルのアンテナ工事はまだ全国をカバーしているとは言えません。そのカバー範囲を外れてしまうと話は違ってしまいます。
また、都市部でも建物内や地下街などでのカバーも“急ピッチで進めています”段階のようです。
詳しくは、下記のページでその範囲を知ることができます。ここで、自分がどの範囲で使うことが多いのかをチェックしてから判断しましょう。
私の場合は、自宅が下北沢で、職場は山手線の大崎駅近辺、ブラブラするのは渋谷・新宿ですから全く問題なしです。

今のところの結論はRakuten UN-LIMIT VI

ということで、私の場合はRakuten UN-LIMIT VIを選択しようと思っています。
最近は在宅勤務も増えて（ほとんど）、外でスマートフォンを使う機会が減ってしまいました。そのため、1GBまで無料、3GBまで980円（税込：1,078円）というのが魅力。

とは言え、今の状況だと各社、更なる改訂を図ってくるかも知れないし、目が離せません。

まあ、今、新規に申し込むのであれば、「一年間無料」の楽天モバイル一択でしょう。

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