「いきなりPDF」でちょちょっと直接、編集しちゃいましょう

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いきなりPDF ガジェット
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ソースネクストさんからライセンスを提供してもらい、試用しての体験記です。

いきなりPDFとは

閲覧ソフトが無料だから配布するのに適しているし、それでいて書き換えが簡単にできない(内容が保たれる)ということで、PDFはビジネスの場でも、一般向けの配布物でもよく使われているのではないでしょうか。役所や銀行などを利用する際も、PDFの申請書類をサイトからダウンロードして、それを印刷紙、記入してから提出なんてことはよくあるかな。そんな時、手書きしてもいいんですが、ダウンロードしたファイルにパソコンでデータを入力し、それを印刷した方が速いし、手間が少ないと思ったことはないでしょうか。最近、ペンで文字を書く機会が減ったから、手書きってだけで「面倒くさい」と思ってしまうんですよ。
また、仕事で資料を作り、PDFにしたところで書き間違いに気づいた時、「一言だけ直したいのに・・」という場合もありそうですよね。もしくは、PDFファイルでもらった資料にちょっと付け足したいなんてこともあるかな。

いきなりPDF」はそんな時に役に立つソフトです。編集できないと思っていたPDFのファイルをちょこちょこっと編集したり、文字を追記したりできてしまうのです。
二つのグレードがあって、できることに差があります。詳細は以下の通り。

いきなりPDF
Ver.10
COMPLETE
いきなりPDF
Ver.10
STANDARD
定価(税抜き)\9,900\3,900
PDF表示
直接テキスト編集
テキスト追記
ページの結合・抽出・分割・削除
MS WordやExcelに変換
MS WordやExcelからPDF作成
判子やスタンプの押印
電子署名
タイムスタンプ

役所への提出書類を楽に記入

私が住んでいる東京都世田谷区も公式サイト(ホーム | 世田谷区ホームページ)を設けていて、各種提出用書類がPDFファイルとしてダウンロードできるようになっています。
例えば引越をして区外に出て行くときに必要な書類「転出届(郵送請求用)(PDF形式 26キロバイト)」などがあり、これに名前や住所を記入して郵送することができます。こんな時に「いきなりPDF」を使ってササッとパソコン上で記入ができてしまうのでした。
ただし、サインなど自署が求められている箇所は手書きしなければなりませんが。

いきなりPDF

電子帳簿保存法改正やインボイス制度に対応するために

帳簿を電子データとして保存することが求められるようになり、タイムスタンプ(作成日時の埋め込み)が必要となる「電子帳簿保存法」や、消費税計算方法が変更になって少額でも請求書の写しを保存する必要が出てくる「インボイス制度」などにより、企業の活動の中でPDFの出番がますます増えていきそう。
PDFファイルを分割したり、複数のPDFファイルを一つにまとめたり、PDFファイルに判子を(電子的に)押したりすることも併せて必要になってくるでしょう。専用ソフトはとても高額ですが、「いきなりPDF」はその点、コストパフォーマンスがかなり高いと思われます。

いろいろ使ってみた

ということで、色々な機能を試してみました。
「編集」では、PDFファイル内の文字列を編集して書き換えることができます。また、文字を書き込むことも可能。その時には「チェックボタン」付きや、「リスト」形式など、いくつか書式も指定して追記も可能。
こちらはExcelファイルから生成したPDFファイル上で、グラフの項目一覧を追記しようとしているところ。Excelでグラフを作る時に「凡例」を書き忘れちゃったなんて場合にあとから追記できるのでした。

いきなりPDF

Microsoft WordやExcelファイルからPDFファイルを生成できます。

いきなりPDF

もちろん、WordやExcelには元々、PDFファイルをエクスポートする機能が内蔵されている訳ですが、そのメニューに「いきなりPDF」が組み込まれてしました。そこまで詳しくないので、どちらの機能で生成したPDFがいいのか、いや、そもそも差があるのかもわかりません。まあ、好みなのかな。

いきなりPDF

MS-Wordの編集画面と、いきなりPDFで生成したPDFファイルを比べてみるとこんな感じ。当たり前ですが、見た目は全く変わりません。

いきなりPDFいきなりPDF

「組み換え」は、複数ページが含まれているPDFファイルを分割して2つのファイルにしたり、逆に2つのPDFファイルを一つにまとめたりできます。
必要なページだけ残して、ファイルサイズを小さくするなんて時に使えそう。

いきなりPDF

「変換」は、PDFファイルからMS-WordやMS-Excelのファイル形式に変換してしまおうというもの。

いきなりPDF
いきなりPDF

他にもPDFファイルを色々といじくる機能があります。
「パスワード」は、PDFファイルを開く時、印刷する時、編集する時にパスワードを要求するようにするもの。

いきなりPDF

「すかし・スタンプ」は背景に“コピーしちゃだめ”といった透かしを入れたり、「極秘」などのスタンプを押す機能。

いきなりPDF

“DO NOT COPY”の透かしを入れてみました。透かしの透明度も指定できます。透明度を下げすぎると(濃くしすぎると)肝心の本文の文字が読めなくなるので、いい具合の調子を見つける必要がありそう。

スタンプの見本。「重要」や「閲覧」など、仕事で使いそうなものが揃っていました。

いきなりPDF

「㊙」スタンプを押してみました。ただの見本データも、なんか、それっぽくなりますね(笑)。

いきなりPDF

「電子署名」は、Windowsの証明書機能を使った電子署名の機能。

いきなりPDF

「タイムスタンプ」は、このファイルに“改ざんできない”日時情報を記すもの。いつ作られたファイル7日を証明するために使われます。電子帳簿保存の際に必要になる機能ですね。ただ、電子署名とは違って残念ながらこちらはWindowsなどでは(まだ?)サポートされていないため、有料のサービスを利用する必要があります。仕事で使う際にはこの設定が必要になるでしょう。

いきなりPDF
ぶんじん
ぶんじん

PDFを扱うソフトは高価なものが多いですが、いきなりPDFはアフォーダブル。それでこれだけ機能があるので、コストパフォーマンスはかなり高いと言えましょう。企業が大量導入するにも向いていますね。

もちろん、個人で使うのも何かと便利。単なるPDFファイルのビューワーとしても動作が軽いので使えそうです。

逆に、機能が一杯あるので全てを使いこなそうとはしない方がいいかも?!

ここから買えます

上記の通り、いきなりPDFにはSTANDARD版とCOMPLETE版があります。必要に応じて選んでください。仕事で使うならやっぱりCOMPLETE版ですかね。

ソースネクスト

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