THE SUPER MARIO BROS. MOVIE (ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー)

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THE SUPER MARIO BROS. MOVIE 映画・演劇
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★ あらすじ

マリオとルイージの兄弟はニューヨークのブルックリンで家族とともに暮らしている。最近、独立して二人で水道配管工の商売を始めたばかりだ。TVでCMを流し、やっとのことで注文をもらったが大失敗してしまう。だが、そんなことではへこたれない二人だ。ある晩、街で水道管が破裂しているというニュースを見て、二人は自分たちが活躍する機会だと現場へ急行する。だが、修理のために地下水道に入っていった二人の前に現れたのは巨大な土管。そして、気がつくとその土管に吸い込まれてしまったのだ。

土管の先は二手に分かれていた。ルイージは闇の世界へ、そしてマリオはキノコたちが暮らす国へとたどり着いたのだ。マリオはそこで小さなキノコに出会う。人の言葉を話すキノコは、マリオを女王の元へと連れて行った。そこで、ルイージが飛んでいったのはクッパが君臨する王国で、世界征服を狙っている、このままだとルイージが危ないということを聞かされる。キノコの王国もクッパたちに狙われている。そこでマリオは、女王のピーチ姫やキノコたちとルイージ救出&クッパ軍撃退の度に出ることになった。ここからマリオたちの大冒険が始まるのだ。

自分たちだけではクッパにかなわないことはわかっている。そのため、まずはゴリラのコングたちに共闘を依頼するため、彼らの国を訪れた。しかし、王様は簡単には承諾してくれない。息子のドンキーコングと戦って勝ったら味方するというのだ。その勝負を勝って出たマリオ。彼に最初の試練が訪れる。

果たして彼はドンキーコングとの勝負に勝てるのか。そしてその先に待ち構える強大な敵クッパとどのように立ち向かうのか。さらには、ルイージは無事なのか。冒険の物語は次章へと続いていく。

★ キャスト&スタッフ

  • 出演:Chris Pratt, Anya Taylor-Joy, Charlie Day, Jack Black, Seth Rogen, Keegan-Michael Key
  • 監督:Aaron Horvath, Michael Jelenic
  • 脚本:Matthew Fogel
  • 制作:Chris Meledandri, Shigeru Miyamoto
  • 音楽:Koji Kondo, Brian Tyler

★ 感想

花札の会社がゲームウォッチを発売した時は驚きましたが、その時から私もマリオの兄弟たちとの“付き合い”が始まりました。あれは何年前でしょうね。それから今に至るまでスーパースタートで居続けて、今回は映画にまでなっちゃった。いや、すごいものです。と言っても、最近はPokemon GOくらいでマリオたちとはご無沙汰してます。で、なんか懐かしくなってこの映画を観た次第。ムビチケのポイントが貯まっていたからということもあったんですけど。

“ゲームの世界に入り込んだような感覚”と評されているこの作品ですが、まさにその通りでした。マリオカートのように空中に浮かんだ道を疾走するシーンなんか、思わず手にコントローラーを持っているんじゃないかと錯覚しそうになるくらい。カーブでは十字ボタンを押したくなってしまいました。そして、映像とともにあの効果音というかBGMもゲームの世界へ引きずり込んでくれる大きな要素。土管に入っていく時の音や、ブロックを叩く音、そしてスーパーマリオへ変身する時の音。ゲームをやっている最中、ずっと聞いていたせいか、今でも記憶にしっかりと残っていたようです。そんなところが、この映画の人気の要因なのでしょう。

ストーリー自体はヒーローものとして王道タイプ。最初はひ弱な主人公が、仲間に助けられて頑張り、最後は強敵を倒してめでたしめでたし。本物のゲームと違って(?)、ボスキャラにやられてゲームオーバーとはなりません。安心して観られるところもいいですね。懐かしさから観ようと思ったこの作品ですが、エンターテインメント作品としても良くできていてかなり楽しめました。人気があるのも頷けます。
ゲーマーだった人はもちろん、そうでない人にもおすすめです。

★ 公開情報

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