ソースネクストさんからライセンスを提供してもらい、試用してのレビューです。
「全録KAIGIO(ぜんろくかいぎお)」とは
「会議を、変えよう」のキャッチフレーズで展開しているソースネクストのブランド “KAIGIO” 。ハードウェア、ソフトウェアがラインナップされていて、リアルの場での会議やオンラインのミーティングをサポートしてくれるものです。
今、提供されているのは下記の四製品。
オンラインのミーティング、パソコンがあればできる訳ですが、初めてだと設定が面倒。そんな時に専用機の「KAIGIO MeePet」は便利そう。Zoom, Teams, Webexに対応していて、マイクやカメラなども内蔵されているので、ネットに繋げればすぐに使えます。(世話の焼けるお偉いさんにはこれを渡せばサポートメンバーも楽になる?!)
さて、今回は「全録KAIGIO:リモート会議用全録画ソフト」の紹介です。「全録KAIGIO」(ぜんろくカイギオ)はZoomやTeamsなど、参加したリモート会議を保存できるソフトです。映像、音声はもちろん、あらかじめ決めた時間間隔で会議全体のスクリーンショットを自動生成。会議後の資料作成や共有、アーカイブとしての活用に便利です。
特徴としては
- ホストじゃなくても、ボタン1つですぐに録画できる
- 会議のスクリーンショットを自動作成。共有された資料をすぐ入手
- 動画で発言内容を確認できるので、会議中のメモ不要
などなど。
通常、ZoomにしてもTeamsにしても、会議の主催者は録画をできるのですが、参加者はできません。でも、この全録KAIGIOを使えば誰でも録画ができてしまいます(主催者側の承諾を得る必要がある場合は注意願います)。
また、録画をしても、後から見たい箇所を探すのは意外と面倒。 全録KAIGIOは指定したタイミング(五秒ごとなど)で自動的にスクリーンショット(静止画)を生成してくれます。あとからこのスクリーンショットを見て、該当する動画の場面に飛ぶことができるので、すぐに見たいシーンが再生できます。
ということで、この全録KAIGIOを使えば、あとから内容を振り返るのが楽になり、議事録作成なども捗るでしょう。
使ってみた
試用する機会を得ましたので、早速、自分のパソコンにインストールして使ってみました。
立ち上げると出てくる画面はとてもシンプル。設定や録画ボタンなどがあるだけの造りになっています。
設定画面はこちら。便利なのが「自動録画」の設定。メイン画面に「今すぐ録画」ボタンがありますが、この「自動録画」設定をONにしておくと、リモート会議が始まれば自動的に録画してくれます。録画し忘れがないのが便利ですね。
あと、スクリーンショットの間隔も秒単位で指定できます。プレゼンターがやたらと多量のプレゼン資料をぱっぱぱっぱとめくる人だったら短めにし、普通だったら一分(六十秒)に一回でいいかも知れませんね。自分の参加する会議の特徴に合わせて調整してください。
メイン画面の「ファイルを見る」を指定すると、動画のフォルダーが開きます。指定したフォルダーに月日、日時ごとにサブフォルダーができて、その中に動画ファイルとスクリーンショットのファイルが格納される形になります。
上記のフォルダー内の動画ファイルをそのまま再生しても良いのですが、スクリーンショットを見ながら再生する場合はメイン画面の「動画編集」を実行してください。するとこんな感じの画面が出てきます。メインの動画の左側にあるのがスクリーンショットです。これを選ぶと該当する箇所に飛ぶことができます。
今回はお試しで一人写っているだけですが、普通はプレゼンターの資料が写しだされているでしょうから、スクリーンショットで該当箇所に飛び、資料を確認するとともに会話も聞ける訳です。これが簡単にできるのは確かに便利。
「動画編集」画面では、もちろん動画の編集もできます。ここでスクリーンショットを追加で “撮影” することもできますし、動画のトリミング(不要箇所を削除する)こともできます。会議の前後で余計な間がある場合、切り取ってしまえばスッキリさせられるでしょう。
ただ、あくまでも “簡易” エディターなので、クリッピングができる程度の編集機能になります。
リモート会議が多くて議事録作成に追われている、なんて状況の人には特におすすめでしょう。スクリーンショットを指定しての再生は非常に便利。作業が捗りますよ。
ここから買えます
ソースネクスト公式ストアの「全録KAIGIO」ページで購入できます。
姉妹品のこんなソフトもあります。
webカメラの映像自動分割ソフト「満面KAIGIO(まんめんカイギオ)」2022 Premium」
AIによる顔認識テクノロジーで、webカメラに映った人物をクローズアップし、最適な見え方にするソフトです。
会議室にいる人数や配置に合わせて、画面を自動で分割し、人物が移動しても自動追尾します。
会議室のPCに本製品をインストールするだけで、今使っているwebカメラで利用できます。
- 人物以外にホワイトボードなどを常時表示できる
- Zoom、Teamsなどのさまざまなリモート会議サービスに対応
などの特徴があります。
現在、2021/10/22(Fri)まで9,900円(標準価格 19,800円 割引率 50%)で提供中。
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