OPPOさんからこの機種を借用・試用してこの記事を書いています。
OPPO Pad 2とは
OPPOのフラッグシップAndroidタブレットが今回紹介するOPPO Pad 2です。以前、クラウドファンディングに登場して、世間をざわつかせた(かも知れない)機種です。そして今、公式オンラインショップでは「目指すのは、至高の一台」というキャッチフレーズで発売中。その公式サイトによると、
- 白銀比(アスペクト比7:5)ディスプレイ
- 2.8K 10億色高精細ディスプレイ
- なめらか144Hzディスプレイ
- リアルな音表現 Dolby Atmos クアッドステレオスピーカー
- 高性能CPU Dimensity9000
- 9,510mAh 大容量バッテリー & 67W急速充電
という六つのポイントがあるとのこと。
他にも、この性能を活かして別売りのOPPO Pad 2 Smart Touchpad Keyboardを繋げるとラップトップPCのように使うこともできるのがさらなる推しポイントだと思います。
キーボードの具合を試す
キーボードをセットすると、ラップトップ(2-in-1)として使えるのがウリ。早速、カフェに持ち出して試してみました。
こんな感じで使えるので、見た目はラップトップPCですね。
本体とキーボードとは写真にある三点の接触ポイントで接続されます。磁石でピタッとくっ付くので、間違うことはないでしょう。
このキーボードは本体カバーも兼ねているので持ち運びに困ることはなし。
キーの配列はUS配列です。()のキーが数字の9,0になっているやつです(ちなみに日本語配列だと8,9キーになっています)。
Ctrl + Spaceで英語・日本語入力の切り替えが出ます。英語のモードだとキーボードの各キーに印字してある文字が入力されますが、日本語モードだと日本語配列キーボードとして認識されるので、Shift + 8が”(”、Shift + 9が”)”となってしまうので、慣れないとちょっと戸惑うかもしれません。
さて、このブログの下書きメモもOPPO Pad 2にキーボードを付けてGoogle Keepを使って書いています。普通のラップトップPCとほぼ変わらない感じで使えています。
ただ、アプリによってはこのCtrl + Spaceでの切り替えができない場合がありました。Google Keepでは問題ないにですが、Notionではダメでした。Windowsマーク(っぽいやつ)+ Spaceで切り替えができました。アプリ自体がショートカットキーの設定をしている(変えている場合)に起こるのかも知れません。これは戸惑うかな。
その点を除けば、Notionも通常通り使えます。今回は試用と言うことで色々なツールを使っていますが、通常はお気に入りツールばかり使うでしょうから慣れの問題かも知れません。
あと、空気が乾燥しているせいか、私が乾燥肌で静電気が帯電し易いからなのか、キーボード最上段のキーを押そうとするとタッチディスプレイが反応してしまうことが多々あった。これもかなりイライラさせる。ディスプレイをキー側にスライドして立たせているため、距離がとても近くなってしまっている。この点、改良の余地があるかも。
タッチペンを試す
タッチペンは、本体(ディスプレイ)上部にマグネットでくっつけると充電が始まり、さらに本体とBluetoothで接続されます。
ただ、写真の通りに”ちょっと右”に取り付けるのがミソ。真ん中にも付けられてしまえるんですが、それだと充電もできないし、接続もされません。これも気がつくのに時間がかかってしまった。
タッチペンの反応はとても良く、遅延もあまり感じられず、気分良く書く・描くことができます。Google Keepを使って手書き(手描き)を試してみましたが、特に違和感なくメモを書くことができました。なかなか優秀です。
カメラの調子はいかが
アウトカメラは1,300万画素、インカメラは800万画素。タブレットだと標準的ですかね。
カメラですが、InもOutも十分な性能を持っていました。 Inカメラで自撮りをしたり、Zoomを起動しての自撮りをした結果がこちら。スタバの店内で写したんですが、ちょっと薄暗い状況でしたがきれいに写っています。また背景のぼかしなども問題なし。
OutカメラもAndroidのカメラとして必要充分な機能・性能を備えています。スタバ店内でも、自宅でもこんな感じで撮れました。まあ、タブレットでは屋外で風景写真を撮ることはあまりないでしょうが、会議中にホワイトボードを写したり、書類を撮影したりなんてことはありそう。下の写真でも文字がくっきり写っているし、そんな用途には全く問題なく使えるでしょう。
カメラの設定画面を開くと、Androidのカメラとして充分な設定が可能。これならばいざという時(?)には無難に風景や人物を写すことができるでしょう。
動画を楽しむ
タブレットの使い方で多いのは動画を楽しむことでしょうか。外出先だったり、ベッドに寝転がったりしながらYouTubeやNetflixで動画・映画・ドラマを楽しむことは多いでしょう。
外出先ではヘッドセットを利用するでしょうが、自分の家であれば普通にスピーカーから音を出して使うかな。ということで、映像表示やスピーカーからの音がどんな調子かを確かめてみました。
144Hz・2.8K高精細ディスプレイ、Dolby Atmos対応クアッドステレオスピーカーということで、性能的には申し分なし。 Netflixで映画をチェック。アスペクト比7:5の白銀比ディスプレイということで、シネマスコープ(12:5)のサイズだとこんな風に表示されます。字幕表示が大きくなるのがうれしいかも。画はきれいです。ちらつきもなく、とても見やすい。映像に集中できます。
音もいいですね。騒々しい(?)「ブラックホークダウン」(ソマリアを舞台にした戦争映画)を再生してみたんですが、銃撃戦や爆発音、そして兵士たちの怒号と、その迫力はかなりのもの。これならばそのままで楽しめます。他のタブレットだと音が気に食わなくてBluetooth接続の外付けスピーカーを使うこともあるんですが、OPPO Pad 2は優秀。単体でOKでした。 YouTube MusicでBGMを流しながら他の作業をすることもしてみましたが、こちらもグッド。お蔭で作業が捗りました。
その他、便利な機能
他にもティップス的な便利機能があるのでご紹介。
三本指で画面を下に向かってスライドするとスクリーンショットが撮れます。これは他のAndroidスマートフォンヤタブレットでもお馴染みかな。
二本指で画面中央を上から下へスライドすると画面を二つに分割できます。これ、ジェスチャー操作でできるのは便利かも。ChatGPTに聞いても、面倒くさいやり方しか出てこなかったし(笑)。
四本指で画面を摘まむようにピンチインすると、アプリの画面を小さく、独立させることもできちゃいます。
あと、これは機能ではなく性能というべきかもしれないけど、DCE(Dynamic Computing Engine)は最大18個のアプリをバックグランドで維持しながら、バッテリー消費を抑えてくれるそうです。色々なツールを取っ替え引っ替え使う場合には便利ですね。
感想
長年使っていたタブレットが寿命を迎えたのか、充電ができなくなってしまいました。その代わりにと、安さに釣られてAmazon Fireタブレットを購入。まあ、悪くはないんですが、やっぱりGoogleストアを使えないのは面倒。やっぱりAndroidタブレットがいいなと思っていたところでした。
ということもあり、ちょうどいい機会ということで今回も色々と試してみました。いや、いいですね。性能・機能ともに文句なしです。フラッグシップというだけあります。画がきれいで、音がいいので、これならば映画・動画を存分に楽しめそう。もちろんその分、値段もなかなか(¥89,800税込)なのですが、その価値はありそうです。
冬のボーナスはTV&BDレコーダーにつぎ込んでしまったのでさてどうしようという状況ではありますが、次期マイタブレットの候補になったことは間違いナシです。うむ、どうしよう。。。
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